首都客運の北宜高速バス(2008年末羅東にて)
宜蘭の高速バスターミナルが鉄道駅東口に新設されたが、
これを機会に首都客運の運行状況をまとめてみた。
前回の2008年7月1日時点では116往復だったものが、
2010年3月25日時点では、136往復へと約17%増加した。
増便は2009年秋頃に実施されたようだが、プレスリリース等の
有無が不明であるため、正確な実施日は把握できなかった。
全程車の羅東便が大幅に増加する一方、宜蘭折返の
全程車が全廃。また宜蘭便直達車は大幅に増便され約30分
間隔の運行が実現すると共に、羅東便直達車は微増となり、
台北発午前便は15分毎に出発することになった。
台北〜宜蘭に関しては、競合する葛瑪蘭客運は直達車の
運行本数が少ないため、台北側の目的地が市政府でも台北
バスステーションでも大差ない場合には、首都客運を利用
した方が便利であろう。
一方、台北〜礁渓の場合は、葛瑪蘭客運が倍近い本数を
運行していることから、同社の方が便利だ。
台北〜宜蘭県には、首都・葛瑪蘭合わせて、292往復もの
高速バスが運行されている。両者の特徴を把握して上手に
使い分けて、快適な移動を楽しんで頂ければ幸いである。

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