2008年12月18日

統聯客運、長距離深夜便を大幅減便

本年は高鉄への乗客の転移、高速バス事業者同士の激烈な
運賃割引競争など、厳しい状況に追い込まれた一年であった。

高速バス市場の環境が大きく変わったことによって、各事業
者とも様々な対応を模索している中、2008年11月1日、最大手
の統聯客運は長距離深夜便を大幅に減便するという、思い
切った手を打ち出した。

台北〜高雄 24:00〜6:00
台北〜台南 23:40〜6:40

以上の時間帯は、平日は僅かに1時間に1本の運行となった、
休日は随時増発を行うとしているが、両路線ともつい最近まで
24時間20分間隔運行を行っていただけに、その変化の大きさに
驚かされる。
本来、高鉄が運行しない深夜の時間帯は、高速バスにとって
隙間の乗客を取り込む絶好の機会であるはずだが、同社は
上記のような対応を行った。

もっとも深夜帯には、昼間以上に快適な移動を求める需要も
多いだけに、大手・準大手4事業者のうち、もっとも見劣り
する座席の統聯客運を利用する割合は低いのかもしれない。

同社はこの11月1日のダイヤ改訂では、他の路線でも大幅な
減便を行っており、同社にとって、これからの分岐点とも
言える重要な節目だったかもしれない。
posted by asiabuscenter at 23:55| 台北 ☀| Comment(2) | 台湾バスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 台湾鐵路局の西部幹線を走る夜行列車が減り、深夜帯でも気軽に乗れる高速バスは実に心強い存在だっただけに、統聯客運縮小のニュースはビックリしました。
 日本でも新幹線が平行している区間は夜行列車が弱かったりするので(朝一番の「のぞみ」に乗れば十分みたいな。(^^;)、高鐵の開業により夜の時間を利用して移動する需要自体が減っているのかも知れません。それでも台湾高鐵との運賃の差が比較的大きい統聯客運が先に減便するとは…一度、夜の高雄站の前に立って統聯、和欣、阿羅哈、國光各社の乗車率を観察してみたい気がします。
Posted by けてる at 2008年12月20日 07:23
けてるさん。コメントありがとうございます。

台北〜高雄において、よもや統聯客運の運行本数が
國光客運より少なくなろうとは、思ってもみませんでした。

ここ数年、統聯客運は三列座席化を推進すると同時に、
座席自体も安っぽく、快適性に劣るものが投入
されています。

統聯と國光を比較すると、現在ではむしろ國光客運の
方が快適な印象すら受けます。

そして何といっても高鉄の影響が大きいようですね。
開業当初は航空に比べて都市間バスが受けた影響は
大きくありませんでしたが、高鉄が大幅な増便を
実施した上に、各種割引運賃まで繰り出してきてからは、
ジワリジワリと都市間バスの乗客も減りつつある
ようです。

>夜の高雄站の前に立って各社の乗車率を観察
おもしろいですね。後日感想をお聞かせ下さい。

私の予想は、阿羅哈V.S.和欣>>>>國光>>統聯
です。
Posted by ASIA BUS CENTER at 2008年12月21日 23:30
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