2009年、新年明けましておめでとうございます。
すっかり松も明けてしまいしたが、本年も台湾のバスに
関する情報を発信してゆく所存です。
拙ブログを御覧の皆様、本年もどうぞよろしくお願い
申し上げます。
昨年末から、國光客運の割引時間帯に変化が起きている。
従来、通常運賃と平日割引運賃の二本立てだったものを、
一部区間では原価、促銷、優恵の三本立てとし、適用路線
では土曜日も終日割引対象となった。
ー当初は、台北・板橋〜台中に導入ー
具体的には、まず2008年12月26日より、競争が熾烈な
台中関連路線に【促銷時段】を設定。
従来は割引対象にならなかった時間帯も割引を開始した。
<促銷時段適用時間帯>
金曜 12:01〜16:59、
金曜 20:01〜日曜13:59、
日曜 20:01〜月曜5:59。
同時に、原価(通常運賃)も市内まで260元、朝馬・水楠まで245元
だったものを210元に引き下げ、優恵運賃も市内・中清まで
90元から80元へ引き下げ、統聯客運や和欣客運と同額とした。
一方、台南線に関しては、原価と促銷時段は同額としており、
変化はなく、台中市内への優恵運賃を90→80元に10元引き下
げるにとどまっている。
なお國光客運では、原価>促銷>優恵であり、促銷運賃を
最も割安な運賃と定義付けている統聯客運とは異なっており、
注意が必要だ。
ー続いて台北〜高雄・屏東、台中〜高雄にも波及ー
年が明けて間もない2009年1月8日からは、台北〜高雄などの
長距離路線にも適用を始めた。原価と優恵価には変化はなく、
促銷時段を設定した土曜日などの時間帯が割引されることに
なった。
これに対して同日より統聯客運は、台北〜高雄の原価を
540→500元に引き下げるなどの対抗策を実施している。
春節までは、まだまだ運賃競争が続きそうな状況だ。
【2008年12月26日 実施】
台北〜台中市内
原価260→原価210(-50)
原価260→促銷170(-90)
優恵90→優恵80 (-10)
台北〜水楠
原価245→原価210(-35)
原価245→促銷170(-75)
優恵90→優恵80 (-10)
台北〜朝馬
原価245→原価210(-35)
原価245→促銷170(-75)
優恵80→優恵80 (ママ)
板橋〜台中市内・水楠・朝馬
原価260→原価210(-50)
原価260→促銷170(-90)
優恵100→優恵100(ママ)
台南〜台中市内
原価150→原価/促銷150(ママ)
優恵90→優恵80(-10)
台南〜朝馬
原価150→原価/促銷150(ママ)
優恵80→優恵80(ママ)
【2009年1月8日 実施】
台北〜高雄
原価500→原価500(ママ)
原価500→促銷450(-50)
優恵380→優恵380(ママ)
台北〜屏東
原価560→原価560(ママ)
原価560→促銷420(-140)
土曜420→促銷420(ママ)
優恵380→優恵380(ママ)
台中〜高雄
原価250→原価250(ママ)
原価250→促銷200(-50)
優恵170→優恵170(ママ)
本年もよろしくお願い申し上げます。
嘉義→台北で國光客運を利用されたとのこと。
仰る通り高鉄の駅は市街地から遠く、台鉄から
乗り継ぐのは、相当に面倒ですね。
自強号は売り切れだったとの由、平日にも拘らず
まだ根強い人気があるようで、驚きました。
國光客運の平日割引運賃210元は、自強号の
600元に比べて、ほぼ三分の一と格安な上に、
所要時間も大差ないようです。
今回は渋滞もなく所要3時間10分で到着したよう
ですので、バスにして正解でしたね。
私の場合は元々バス好きなこともありますが、
台鉄は乗りたい時に限って指定券が取れない事が
多く、よほどの多客時以外は容易に切符を入手で
きる都市間バス乗り場に、真っ先に足が向きます。
亜熱帯気候さん、本年も台湾現地情報の書き込み
お待ち申し上げております。