2009年04月18日

高速バス事業者の規模

200812-ubus01.JPG

最大手はやはり統聯客運であった。

台湾では現在約40事業者が高速バスを運行している。
しかし、その中身は台湾西部に緻密な路線網を持つ事業者
から一路線のみを細々と運行する事業者に至るまで様々である。

先日、公的な比較的信頼性の高いサイトから情報を得られた
のでまとめてみた。

電子公路監理網
https://www.mvdis.gov.tw/

このサイトでは、各事業者の本社所在地別に高速バスの車輌数、
全事業の従業員数、全車両のナンバー(購入年も)がわかる。
全部で38事業者が掲載されており、なぜか巨業交通は無かった。

以下に各事業者別の車輌台数を掲載する。便宜上、規模別に
五区分を試みた。大手は2事業者、準大手(車輌数100台以上)
は4事業者、中堅(30台以上)は13事業者、小規模(10台以上)は
9事業者、零細(10台未満)は10事業者となった。
(休止中の豊榮客運を含む)

これを見て分かることは、大手二社の規模が突出していること。
また(一部で根強く誤解されているようだが)最大手は國光客運
ではなく、やはり統聯客運であることだ。

また和欣客運が躍進を遂げた反面、阿羅哈客運の成長が停まって
しまったことや、度々死傷者を出す事故を引き起こして台北〜高雄
の事業免許を取り消された建明客運(飛狗狗士)はやはり縮小
傾向にあったことなどが見て取れる。雲林県各地と台北を結ぶ
路線に特化した日統客運が意外と大きいことも明らかになった。


宜蘭への高速バスが好調で増便を続ける葛瑪蘭客運は、50台に
まで増車していたことや、首都客運も他の路線も含めて68台に
まで成長したことがわかった。この二社は有望なこの区間を
担当することで、今後も大きく成長することが期待されよう。



●大手(車輌数500台以上)<2事業者>
統聯客運 980
國光客運 788

●準大手(車輌数100台以上)<4事業者>
和欣客運 330
阿羅哈客運162
建明客運 137 
日統客運 110

●中堅(車輌数30台以上)<13事業者>
三重客運  90
台中客運  85
基隆客運  77
首都客運  68
福和客運  61
葛瑪蘭客運 50
豪泰客運  47
大有巴士  47
汎航通運  46
桃園客運  44
台西客運  40
新竹客運  39
亜通巴士  35

●小規模(車輌数10台以上)<9事業者>
亜聯客運  29
中興巴士  26
長榮巴士  24
中歴客運  19
台聯汽車客運16
總達客運  12
指南客運  11
高雄客運  11
光華巴士  10

●零細(車輌数10台未満)<10事業者>
台北客運   8
濱海客運   8
東南客運   8
中鹿客運   7
全航客運   5
豊原客運   5
屏東客運   5
興南客運   4
中南客運   3
====
豊榮客運   4(運行休止中)
posted by asiabuscenter at 17:41| 台北 ☁| Comment(6) | 國道客運(高速バス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
なかなかおもしろい情報ですね。
1位2位は予想通りでしたが、6位以降が意外な
感じがしました。
この統計は、高速バスに限った台数だと思うの
ですが、員林客運や彰化客運がないのも意外?
でした。多少は高速バスを運行していたと思った
のですが。。。
Posted by MAC at 2009年05月03日 00:10
MACさん、コメントありがとうございます。

>員林客運や彰化客運がないのも意外?
員林客運に関しては、台中〜中山高速経由で
ニ林を結ぶ路線があるので、私も高速バス事業者
だと考えていました。

しかし、この統計には出ていません。私なりに
起終点が同一県内の場合は、國道客運(高速バス)
にならないのかな?とも考えましたが、彰化県〜
台中県〜台中市に跨る運行を行っており、この
仮定は成立しません。

同様な例として、台中〜高鐵台中〜埔里に
高鐵快捷を運行する南投客運もこの統計には
のっておらず、不思議な部分です。
Posted by ASIA BUS CENTER at 2009年05月03日 15:50
頭ではわかっていても、國光がすでに統聯にここまで引き離されているというのは意外・・・と思いつつ、先日、台北總站に行ってみて、改めて統聯の勢力を目の当たりにしました。日統が健闘しているのはファンとして少し嬉しかったです。
Posted by ktkr at 2009年05月26日 19:26
ktkrさん、コメントありがとうございます。

統聯>國光という事実は、國光の会社設立以来、
一貫して変わらないのですが、いまだに「栄光の
台汽」時代のイメージが一人歩きしている感を
ぬぐえません。

「國光客運は、台湾最大の元国営バス会社で」と
いう二重に誤った記述が、いまだに一部の出版物
やサイト上では、平気でまかり通っており、私の
力不足を痛感しております。

日統の意外な頑張りには、私も驚きとともに応援
していきたいと思っています。雲林県という日本
人旅行者にはマイナーな地域を地盤としながらも、
鉄道や高速鉄路に恵まれなかったこともあって、
バスの存在感は大きいようですね。
Posted by ASIA BUS CENTER at 2009年06月06日 15:57
>建明客運(飛狗狗士)はやはり縮小傾向にあったこと
新竹⇒台北路線は、常宿の近くから光華商場のすぐそばまでの路線が有るので建明客運を利用していますが、
ジリ貧以外の何者でもないですね。
バス内の設備が故障しても直してない(直せない?)金欠状況に感じられます。
この前はフルリクライニング状態から動かないいすに座って(寝そべって?)帰ってきました。
Posted by ゆたぽん at 2010年03月27日 11:46
ゆたぽんさん、コメントありがとうございます。
ごぶさたしておりますが如何お過ごしですか?

飛狗巴士の新竹〜台北線の近況ありがとう
ございます。確かに、新竹〜光華商場となると、
このバスならばダイレクトに移動できますね。

超速と共に、整備不完全もこの会社の特色
でしたが、いまもなお整備不完全な状態が
続いているのは残念です。

貴サイトでも台湾のバス最新情報発信される
ことを心待ちにしております。お時間のある
節には、是非々々〜。再会。
Posted by ASIA BUS CENTER at 2010年03月27日 19:16
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